女子高生

ラノベにどっぷりハマって二次元の女の子にしか興味がなくなるも、そんな自分に危機感を感じテレビによく出ている女優やアイドルを可愛いと思い込むことに躍起になった時期があった。

当時は二次元の女の子しか好きになれないのではなくたまたま好みの顔に出会えていないだけだ、と本気で思っていた。が、石原さとみ堀北真希で自らの審美眼を矯正するまでこの症状は治ることがなかったのだから重症であったのだろう。

そんな惨憺たる中学時代を迎える少し前、ド田舎の中高一貫校に通い始めてそれほど経っていない時分の話である。

 

一学年の人数は少なく男に傾いた男女比で六年間を過ごすという事実を受け入れなければならないということに各々が気づき始めた頃、事務室や職員室がある校舎へ向かう渡り廊下を一人で歩いていたとき、ある女子高生とすれ違った。

その女子高生は十三年弱生きてきた中で、見たことがないほど美しく、芸能界でも通用するのではないか、と感じたことを覚えている。

同時に、同学年の女の子にはパッとした子がいなかったけれど(全く他人のことを言えた口ではないが)、数年我慢すればド田舎の高校であってもこんなにも可愛い子に出会えるのか、と期待を膨らませた。

 

実際は、高校生になっても浮いた話の一つもなかったどころかあのとき見たような可愛い女子高生は上の学年にも下の学年にも見当たらなかった。

今ではあの女子高生の顔がほとんど思い出せない。

映画『斉木楠雄のΨ難』を観に行った(ネタバレなし)

映画『斉木楠雄のΨ難』の試写会に当たった。

本当は『ミックス。』や『火花』、『あゝ、荒野』などといった名作間違いなしの作品の試写会を探していて、そのとき目に入った斉木楠雄の試写会に片手間に応募してみたところ、見事当選してしまった。

昔は試写会のテレビCMをよく見たような気がする。実際にCMで見かけたポケモン映画の試写会に応募したことが何度かあったが、一度も当たったことはなかった。

初めて試写会に行くということで人並みに楽しみにしていた。

 

ところで、思い返すと今日は不運な一日であった。

一時間の遅刻は確定していたがそれでも二限に出席しようと眠気を振り切って講義に向かうと、教室はもぬけの殻であった。早く終わったわけではなく、休講だったらしい。

午後、いつもなら講義の時間内に終わるはずが今日に限って重めの課題が課され、一時間の居残り。しかもこれを書いている今現在も終わっていない。

課題を区切りのいいところまで進め、いざ試写会の舞台、ユナイテッド・シネマ新座に向かおうと新座駅へのアクセスを調べていたところ、ここであることに気がついた。

ユナイテッド・シネマ新座は、新座駅から徒歩にして25分程度かかるらしいのだ。

元々新座駅から徒歩10分圏内での想定をしていたために動揺を隠せなかった。

上映開始の15分前に新座駅に着く予定であり、この時点より最速で新座駅に向かっても映画館まで徒歩で行っては間に合わないことが確定していたからだ。

 

この時点ではまだ楽観視していた。

映画館に新座駅と同じくらい近く、定期圏内でもある柳瀬川駅からタクシーを拾えば1000円もしない出費で余裕を持って到着することができる。

しかし、運はここでも味方しないもので、柳瀬川駅に到着すると同時に突然の大雨。

元から柳瀬川駅に停まっているタクシーなどあってないようなもの。仕事帰りの人々が往来する柳瀬川駅前にタクシーは一台も残っていなかったのである。

 

もうこの時点で上映開始まで15分は切っている。

迷った。

果たして今から小雨の中走ってまで映画を観る価値はあるのか、映画館に辿り着いたとしても途中から観てもいいのだろうか、元々お金がかかってないのだから今回は諦めて上映開始後フルプライスで観ればいいのではないか。

答えは出ないまま、悩んでいる時間が無駄だと思い、とりあえず走ることにした。先日、森見登美彦『新訳 走れメロス』を読んだために少し走りたくなっていたのかもしれない。

駅から映画館まではおおよそ日本ダービーで競走馬が走る距離と同じである。馬はこの距離を2分半ほどで走りきる。馬に乗れたらいいのに、とつくづく思った。

 

時折iPhoneの地図アプリで位置を確認しつつひたすら走った。

何度も諦めかけたが、俺が、橋本環奈の可愛くない声を聞き届けなければいけない、アルコ&ピース酒井健太の名演を見届けなければいけない、その一心で走った。

道中にはヤマダ電機イエローハット、ガソリンスタンドがぽつぽつと点在していて、記憶の中の地元のイオンの近くの国道を思わせた。

余談だが、ガソリンスタンドを見かけるたびにガソリンのレギュラーが数年前と比べると随分安いことに驚く。そして、安くなったなあと思うと同時に郊外に来たことを実感する。

 

走り続けて15分(本当は疲れて少し歩いたが)、ようやくユナイテッド・シネマ新座の看板を発見。時刻はちょうど19:00だった。

どうやらショッピングセンター内に映画館が併設されているようで、入り口を探すもどこから入ればいいのやら、焦りも相まって施設の周りを一周してしまった。

わけもわからず駐車場内に入ってみると案内板が表示されており、なんとかエレベーターに辿り着くことに成功した。

国道沿いの郊外のショッピングセンターに徒歩で来店する奇特な人間がなかなかいないということを考えると、歩行者への不親切な表示にもある意納得ができるのかもしれない。

 

無事にユナイテッド・シネマ新座に辿り着き、収録なのか生放送なのかよくわからない(観ることができなかったので本当にわからない)舞台挨拶が終わるのと同時に着席することができた。

 

席に着いた時点で嫌な予感はしていたのだが、隣に座っていた女子高生二人組が終始山崎賢人の一挙一投足に対し「カワイイ~!」とのたまうのは本当にやめていただきたかった。

つい先日観た『あさひなぐ』でも席が隣のオタク二人組の内一人が、生田絵梨花が画面に映る度に「か、可愛い…」と口に出していたり、「樋口柚子は樋口日奈の姉である」という知識をもう一方のオタクにひけらかしていたりとつくづく周りの客の運に恵まれない。

 

さて、最後になりますが、映画の感想としては、橋本環奈は相変わらず声は可愛くなかったけれど青のメッシュが入った黒髪がキュートでした。

内田有紀さんは相も変わらずいつまで経ってもお可愛いですね。

あと、『銀魂』を見逃したのでこの機会に我らがアルコ&ピース酒井健太先生の名演を観ることができて感動しました。

以上。

2017年10月3日

今日は池袋のジュンク堂に行った。

 

立ち読みをしていたわけではなく、前から気になっていた本を探してチェックして、買うか悩んで結局1冊だけ購入したのだけど、一瞬で一時間が経過していてこんなに本屋のこと好きだったっけ、と思った。

 

とりあえず自由に使える大学生としての時間は短いので、やりたいことは出来る限りやっていきたい。やらなきゃいけないこともそれなりに。

 

『少年たちは花火を横から見たかった』が最高に良い

岩井俊二著『少年たちは花火を横から見たかった』が最高に良いです。

話すと長くなるのですが、本書は『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の原点となる物語が2017年に文章化されたものというような理解で概ね大丈夫です。詳しくはあとがきに書いてあるのでそちらを読んで下さい。

『打ち上げ花火、~』(ちなみにドラマは未視聴、映画とノベライズは見てます)もインターネットで叩かれているほど悪いと思っていないのですが、『少年たちは~』を読んだ後では完全に霞んでしまいます。

言葉足らずでこの作品の魅力を100%伝えることが出来ないのが悔しいところですが、簡単に言えば『打ち上げ花火、~』から煩雑さを取っ払って、元々のテーマを純化させたような内容になっています。

色々書こうと思いましたがやはり伝えきれないので読んで欲しいです。

よろしくお願いします。(↓アフィリエイトじゃないよ)

 

www.kadokawa.co.jp

アルコール

ストロングゼロの500mL缶を飲んだら人生楽しくなってきたんですけどどうすればいいですか?

 

困っています。

 

明日は学校です。