今年はブログをいっぱい書きます/おやすみプンプンを読みました

どうもこんばんは。あめあられです。雪が積もっている道はサンダルで歩かない方がいいです。

 

今年はブログをいっぱい書きます

一昨年の末から去年の初めにかけて、このブログに毎日ペースで日記を投稿していたのをみなさんは覚えているでしょうか。もう何を書いたかまるで覚えていませんが、おれのささやかな日常がつらつらと書き記されていたものだったかと思います。今年の抱負についてぼんやり考えていた年末年始、ふと思いました。またああいった日記のようなものを書こうと。しかし、あれはおれが無職のような身分にあって、今では信じられないほどの時間的余裕があったから達成できたことであって、今のおれが毎日投稿など続くわけがありません。そこで、週2回くらいを目安に日記のような何かを書き連ねていければと思うわけです。有象無象のオタクの自分語りなんて誰が読むのかという疑問の声が聞こえてきたり聞こえてこなかったりしますが、どうせこのブログを読んでいるあなたはおれのちょっとしたファンであるか、過激なアンチであるかのどちらかでしょう。どちらでもなかったらすみません、これからファンになってくださいね。それでは、ファンの方は更新が途切れないかどうかしっかりチェックしていただけるとこちらとしてもモチベーションに繋がりますのでよろしくお願いいたします。

 

おやすみプンプンを読みました

ebookjapan.yahoo.co.jp

今更ですが本棚の肥やしになっていたおやすみプンプンを読みました。なかなか面白かった。顔が良い男の話じゃねーか!という思いはなくはないですが……。浅野いにおを網羅的に読んでいるわけではないけれど、意味のある描写と意味のない描写が混在している作品が多いじゃないですか(意味のあるというよりは何かしらの作者の意図がある、という方が的確かもしれません)。思わせぶりな描写に深読みさせられるのも癪だけど簡単なメタファーにすら気付いてないと他読者に馬鹿にされるんじゃないか……みたいなことを考えてしまうので、こういう作品はあまり得意ではないです。フィクションなんて所詮エンタメで自分が楽しむために摂取するものであって第三者の存在なんて気にする必要はない、ということはわかりつつも意識的に無視するのもなかなか難しいものです。他人から言われた日にはそんなの全人類わかってんだから正論言うな!!!!!と怒りたくもなります。

それはさておき、この話は何度かしたことがあるかもしれませんが、浅野いにおに限らずこの手の青年の恋愛が絡むフィクションを、恋愛経験の乏しい……いや見栄を張った言い方はやめます、恋愛経験のない人間が読んだところで、どれほどの理解ができているのでしょうか。恋愛経験が人並みにある方々と同じ受け取り方ができているのでしょうか。「花束みたいな恋をした」を観たときも「麦と絹のすれ違い方がリアル~~~!」なんて思っちゃったりしたんですけど、よく考えたらリアルかどうかすらよくわかんないんですよね。逆におれみたいな人間には、童貞が主人公のフィクションに人一倍感情移入できるという特典があるのかもしません。……あるのか?

ところで、この文章を書くにあたって本棚から浅野いにおの「世界の終わりと夜明け前」を引っ張り出してきたんですけどコレ傑作ですね。特に「夜明け前」が素晴らしい。なんだかネガティブなことばかり書いてしまったので、浅野いにおのことが嫌いなわけではないんですよという弁解を最後にさせていただきました。ちなみにおやすみプンプンでは田中愛子が一番好き!!!!!


それでは、重ね重ねになりますが、今年はブログの更新をがんばりますのでよろしくお願いいたします。